小児の近視進行抑制治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)について
近視抑制治療について
当院では、小児期における近視の進行抑制を目的とした点眼治療を行っております。
こどもの近視が進行してしまう原因は、眼球が楕円形に伸び(眼軸長が伸びる)ピント位置がずれる事により生じるケースが多く、一度眼軸が伸びてしまうと戻ることはありません。そのため、眼軸の伸びを抑えることが近視進行を抑制するうえで重要になります。
●このようなお子様におすすめです●
- 12歳以下の方
- 中等度(-6.0D)以下の近視の方
- 3か月ごとの定期的な通院が可能な方
●治療にかかる費用について●
2026年6月の診療報酬改定より、アトロピン硫酸塩水和物(リジュセアミニ 0.025%点眼液)による近視進行抑制治療に対して、保険外併用が認められました。
制度変更に伴い、当院では薬剤費は全額自費(4,500円/1箱30本)診察・検査は保険適用とさせていただきます。
●点眼薬の特徴●
1日1回寝る前に1滴ずつ点眼します。
点眼後、数時間経過した日中でも瞳孔が大きくなるためまぶしさを感じることがありますが、ほとんどは生活に支障のない程度です。
●治療の流れ●
①治療の対象であるか検査・診断で確認します(保険診療)
②近視進行抑制治療を目的とした受診(選定療養1回目)
・検査・診断・治療内容の説明を行い点眼薬の使用を開始します。
③1カ月検診
・検査、診断、点眼薬使用後の状況を確認し、異常がなければ点眼薬を追加処方します。
・点眼薬による異常が認められた場合は点眼治療を中止する場合があります。
④3か月から6か月ごとに定期健診(選定療養2回目)
・医師の判断のもと、3か月~6か月ごとに定期検診を行います。
・治療は2年以上継続していただくことをお勧めいたします。
●治療費について●
点眼薬費用 1箱30日分 ¥4,500(税込み)
※本治療は近視の進行を抑制するものであり、近視がまったく進行しないわけではありません。
